振袖の柄の意味知ってる?意味を知ればより特別に♡

華やかな振袖の柄には、ひとつひとつにちゃんと意味があるのをご存知ですか? ここでは、代表的な振袖の柄とその意味についてご紹介します。意味がわかると、振袖を着るのも見るのももっと楽しくなりますよ。

1.辻が花

絞り染めに描き絵や摺箔、刺繍などを使って描かれた辻が花。柄そのものというよりは、このような絞り染を主体にして描く技法のことを指す場合が多いかもしれません。

名前の由来は、十字(辻)の中に花が並んでいるからという説や、「つつじが花」がなまったからという説など諸説あり、はっきりとはわかっていません。室町時代後期から江戸時代初期にかけて特に流行した柄で、豊臣秀吉や徳川家康などの武将にも愛されていたそうです。歴史を感じる柄ですね。

2.ユリ

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洋風の、モダンな雰囲気の振袖によく使われるユリの花。ユリの花は大きく華やかで、昔ながらの花柄とはまた違った美しさを楽しめます。

ユリの花言葉は「純潔」や「無垢」。また、フランス王家の紋章(フルール・ド・リス)にも使われていたことから、高貴などの意味も込められている花です。凛とした上品さを感じさせる柄ではないでしょうか。

3.バラ

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ユリとならんで人気の高いバラの花柄。ユリ同様、洋風の、モダンな雰囲気の振袖に使われていることが多いようです。

バラの花柄を選ぶときには、色に注目するのがポイントです。バラは、色によって意味が変わります。代表的なものをいくつかあげておきますので、参考にしてください。

・赤 愛情、情熱
・青 夢の実現、奇跡
・ピンク 上品、淑やか
・白 清純、尊敬、
・黄 可憐、友情

4.牡丹

中国では「百花の王」とも呼ばれる牡丹。何重にもなった花弁がふっくらと開き咲く様子は、華やかさだけでなく豊かさも感じさせます。

そのため、牡丹は昔から「富貴」「豪華」「幸福」の象徴とされてきました。豊かさ、華やかさを演出したい場にぴったりの柄のひとつです。

また、牡丹のつぼみはその大きな花に比べると比較的小さめです。そのことから「やがてふっくら大きく美しく咲きますよ」という意味も。成人式など、これからの成長を予感させる場にもふさわしい柄ではないでしょうか。

5.桜

振袖の柄としてトップクラスの人気を誇る桜。生命が芽吹く春の訪れに咲くことから、おめでたい雰囲気を感じさせる柄です。また、ほぼ一斉に花を咲かせることから、豊かさや繁栄という意味も込められています。

日本の国花でもあり、振袖以外の着物はもちろん、和柄のバッグやアイテムにもよく使われます。万人受けのいい、オーソドックスな美しさを感じさせる柄といえるでしょう。

6.鶴

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おめでたい柄、縁起のいい柄である「吉祥文様」。鶴はその吉祥文様のひとつです。

鶴がおめでたい柄とされる理由は2つ。ひとつめは、「鶴は千年亀は万年」と言われるほど長寿の動物であるとされてきたこと。そしてもうひとつは、一度夫婦になると一生その夫婦のままであるという仲睦まじさから。

この人!というパートナーと出会い、その人といつまでも仲睦まじく長生きしてほしい。そんな意味も込められる柄なのです。

7.花喰鳥(はなくいどり)

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花喰鳥とは、花や枝を加えて羽ばたく鳥の文様。なんと、ササン朝ペルシャが起源と言われている古い柄なのです。正倉院にも、花喰鳥を使った工芸品がおさめられているのだとか。

花喰鳥は、幸福を運んでくる鳥と言われる吉祥文様のひとつです。よく見ると、花を加えている鳥のバリエーションも鳳凰やオウム、鶴などさまざま。お好みの鳥が描かれているものを探すのも楽しいかもしれません。

8.うさぎ

古典柄にもしばしば登場するうさぎ。干支にもなっている動物のため、うさぎ年生まれの方には特に人気がある柄です。

うさぎは、前へ前へと早く飛び跳ねて進みます。このことから、ものごとが順調にとんとん拍子に進むという意味が込められています。何か叶えたい目標がある人にはぴったりの柄ではないでしょうか。

9.蝶

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古典柄はもちろん、モダン柄としてもよく使われる蝶。女性らしい印象を与える、人気の柄のひとつです。

幼虫、さなぎ、そして美しい蝶へと姿を変え空に舞う様子に、昔の人々は「不死」「不滅」の意味を託しました。このことから、常に死を意識していたであろう戦国武将も好んで蝶の文様を使っています。

10.手まり

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色彩の華やかさや、丸い愛らしい形で人気の手まり柄。子どもや若い女性の愛らしさを強調する柄です。

手まり柄には、その丸い形から「万事すべてまるくおさまりますように」という願いが込められています。また、嫁ぐ娘にお守りとして手まりを持たせるという習慣があったなど、魔除けという意味も込められています。

11.御所車(ごしょぐるま)

御所車というのは、牛車のこと。平安時代の貴族が乗っている、牛に引かせる車のことです。今でも京都のお祭り、葵祭などで見かけます。

御所車は、貴族のような華やかさの象徴です。平安文化を気づいた典雅な雰囲気を感じさせる柄だと言えるでしょう。また、御所車にいっぱい花を乗せた「花車」と呼ばれる柄もあります。この柄には、幸福の象徴である花で満たされた様子から、幸せにあふれますようにという意味が込められています。

12.雪輪(ゆきわ)

雪輪は、ふんわりとした牡丹雪を図案化した柄。雪は春になると溶け、草木を茂らせ、米が育つ田をうるおします。このことから、雪は豊作の意味する吉祥文様とされ愛されてきました。

雪輪は、ほかの柄と組み合わせて使われることもよくあります。桜と雪輪、秋草と雪輪などいろいろありますので、お好みの雪輪を探してみてはいかがでしょうか。

13.紅型(びんがた)

紅型は、琉球王国(沖縄)で生まれ発達した染色の技法。中国の吉祥文様の影響を受けた色鮮やかな柄が特徴で、主に王族や士族に使われてきました。後に京都など本土にも伝わり、友禅染などと影響し合って「京紅型」とも呼ばれる独特の雰囲気ある柄に進化していきます。

振袖として仕立てると、個性的な華やかさが漂う柄です。

14.椿

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年中青々とした光沢ある葉をつけている椿。その葉の青さから「艶葉木」と呼ばれたのが椿の語源と言われています。

そんな生命力のせいでしょうか、平安時代にはすでに椿は魔除けの木として知られるようになりました。そして吉祥文様の一種として着物の柄にも取り入れられるようになったのです。

椿は花がぽとりと落ちるため縁起がよくないという人もいるかもしれません。しかし同時に、椿はこのように魔除けという意味も込められています。縁起が悪いと敬遠せずに、じっくり見ていただきたい柄のひとつです。

15.菖蒲(あやめ)

菖蒲は「あやめ」のほか「しょうぶ」とも読みます。そのため、「しょうぶ」が「勝負」「尚武」に通じるとして、武家から特に好まれた柄のひとつです。

そんな菖蒲ですが、一般的には魔除けや、長寿を願う意味を込められることが多い柄です。まっすぐに伸びた香りの良い葉が、魔を打ち払う剣に見立てられているのだとか。凛とした美しさが魅力的な柄です。

16.松竹梅

吉祥文様として有名な松竹梅は、中国で好まれた絵の題材のひとつ「歳寒三友(さいかんのさんゆう)」に由来します。

寒い冬の時期にも青々とした葉をつけている松と竹、そしてそんな冬を乗り越えて可憐な花を咲かせる梅。これらの特徴から、松竹梅は中国では清廉潔白の象徴とされていました。しかし、日本にやってきてからは、苦難に耐えみごと花開く様子がおめでたいとして吉祥文様のひとつになりました。着物に限らず、さまざまなおめでたい席で使われる柄です。

まとめ

振袖の柄には、おめでたい席にふさわしい吉祥文様や、着る人の幸福を願う柄、美しさや愛らしさを引き立てる柄などさまざまなものがあります。ぜひ、ひとつひとつの柄の意味を知って、自分にふさわしい柄の振袖を選んでいただければと思います。

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