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振袖の一蔵 マガジン

振袖の簡単なお手入れ方法~ショールは?一度着ただけの場合は?

「振袖は豪華でカワイイから着てみたいけど、着るのや脱ぐのが面倒かも、、」と若い女の子は考えるかもしれません。しかし、振袖ってポイントを押さえれば意外に面倒ではないんですよ。

レンタルの場合、着付けは着付けサービスで対応いただけますし、脱いだあとは、たたんで箱にしまって返却するだけです。

では、振袖を購入した場合、お手入れはどうすればいいのでしょうか。

今回の記事では、お手持ちの振袖を着た後の簡単なお手入れ方法を伝授いたします。

1.前撮りで振袖を着たあとの流れ

前撮りとは、成人式当日前に別途写真館やスタジオなどで振袖の記念写真を撮影することです。成人式に参加せず、前撮りのみのプランの方はこの場で振袖を返却して終了です。

成人式に参加する方は、この場で振袖を持ち帰るか、後日振袖セットが郵送される流れになります。

①長襦袢・腰巻・裾除け、半襟、足袋の洗濯

(1)長襦袢・腰巻・裾除けの洗濯

長襦袢とは着物の下に着る肌着のことです。白くて薄い素材で作られ、見かけは無地の白い着物のようで裾は足首まであります。この長襦袢を腰までの長さに短くカットしたものが肌襦袢と言い、振袖店によっては長襦袢ではなく肌襦袢と裾除けや腰巻(2つとも白いタイトスカートのようなもの)とセットで貸してくれるところもあります。

前撮り時にこの長襦袢を着ただけでクリーニングは必要ありません。前撮り撮影後に襟元・裾などに汗やメイク汚れなど目に見えて汚れている部分があるならば、放置すると黄ばみの原因になるため、以下を参考に肌着だけ洗えばいいのです。(10~15分で終わります。)

【長襦袢・腰巻を手洗いする場合】

  • 1.洗濯用洗剤(中性)、柔軟剤、洗面器を用意します。
  • 2.洗面器に水を張り洗剤を適量たらします。
  • 3.長襦袢をたたんだ状態で洗面器に浸し、優しく押して洗います。袖や見ごろが外せるのであれば、外して汚れている部分だけを洗います。
  • 4.水を洗面器から流し、一度すすぎます。
  • 5.新しい水を洗面器にいれ、今度は柔軟剤を適量たらします。
  • 6.長襦袢を洗面器に入れ軽く押し、最後に水でよくすすぎます。軽く絞って陰干しします。

【長襦袢・腰巻を洗濯機洗いする場合】

  • 1.洗濯機洗いの場合は洗濯用ネットも用意します。
  • 2.洗濯ネットに長襦袢をたたんでしまいます。袖や見ごろが外せるのであれば、外して汚れている部分だけを洗います。
  • 3.洗濯機の電源をつけ、手洗いコースを洗濯します。
  • 4.すすぎの段階で、柔軟剤を適量たらします。
  • 5.脱水は手で行うか、または短い時間に設定してシワにならないよう気を付けましょう。

長襦袢は長いため、そのまま干すとベランダや地面についてしまう可能性があります。洗濯しわを伸ばし、洗濯ハンガー(角)の端にある洗濯ばさみで長襦袢の肩と裾をとめると良いでしょう。

(2)半襟の洗濯

半襟は振袖の胸元からのぞく長襦袢についている襟の部分で見かけは長方形の綿やポリエステルの生地です。長襦袢から半襟は顔にちかいのでファンデーョンなどのメイクがついてしまう可能性が高い部分です。

半襟は長襦袢に荒い糸でしつけされています。縫い糸を糸きりばさみで細かく切って、長襦袢本体から丁寧にはずします。(外した半襟は洗濯後もとのようにまたしつけをして使います)半襟は繊細な素材なので、手洗いをおすすめします。

【半襟を手洗いする場合】

  • 1.洗濯用洗剤(中性)、柔軟剤、洗面器を用意します。
  • 2.洗面器に水を張り中性洗剤を適量たらします。
  • 3.半襟を半分ぐらいにたたみ洗面器に浸し、優しく押して洗います。
  • 4.水を洗面器から流し、一度すすぎます。
  • 5.新しい水を洗面器にいれ、今度は柔軟剤を適量たらします。
  • 6.半襟を洗面器に入れ軽く押し、最後に水でよくすすぎます。軽く絞って陰干しします。
  • 7.半襟が生渇きの状態で、アイロンを適切な温度にして半襟のプレスをします。
  • 外した半襟はまた長襦袢につけなければいけないのですが、これは時間のある時に楽しみながらチクチク縫ってください。

(3)足袋の洗濯

前撮り撮影だけであれば洗濯は必要ありません。目立つ汚れがあるのであれば衣類用ブラシで汚れを落とし、洗濯ネットに入れてから洗濯機にかければOKです。干す時はシワにならないよう、形をきれいに整えて干しましょう。

②振袖はどうすればいい?

前撮りで一度着ただけの振袖はクリーニングも自宅の手入れも必要ありません。綺麗にたたみ、たとう紙に入れて保管するか、着物ハンガーで保管しましょう。乾燥剤や湿気取りを近くに置けばカビ防止になります。

ただし、目立つ汚れがあるのであればその振袖を提供してくれた振袖店に相談してみましょう。

2.成人式で振袖を着た後の流れ

①まずは陰干しを

まずは、振袖はハンガーにかけて湿気を取りましょう。振袖は大量の糸で織られている織物でできているため、どうしても湿気を含みやすいのです。1日着た振袖はハンガーで陰干し(日差しや蛍光灯が直接来る場所以外に干すこと)しましょう。

 

②汚れのチェック

長襦袢の洗濯でチェックをしたように、振袖の襟元やうなじにあたる襟まわり、裾、振袖の裾口などの目立つ汚れをチェックします。正絹の振袖の場合、着用してから数日経過してから汚れが浮き上がってきます。そのため、成人式のあと2~3日してからチェックするのをオススメします。チェックした際の汚れの写真はクリーニングに出す際にトラブル防止となるため写真を撮っておきましょう。

大きな汚れがない場合は、そのまま綺麗にたたみ「たとう紙」でつつんで保管するか、または着物ハンガーに吊るして風通しのよいタンスなど中で保管をします。(振袖の保管に風通しは大切です)カビ防止の乾燥剤や湿気取りも忘れずに。

できれば、次回着る時のためにクリーニングに出した方が安心です。振袖店によっては、購入の場合は丸洗いを無料でやってくれるお店もあります。

購入の際に、丸洗いサービスに対応しているお店なのか、確認しておくといいでしょう。

振袖のクリーニングについての詳細は、当サイトの以下既存記事をぜひご覧ください。

振袖をクリーニングに出したらいくら?保管方法は?

 

3.ショールはどうするの?

白いショールの場合は汚れが目出ちますよね。ショールのお手入れもまず振袖と同様、一晩陰干しして湿気を取り除きます。タバコなどのニオイがついてしまった場合は、陰干しを1週間程度長めに行います。

大きな汚れがない場合は、通気性のよい大きな箱に乾燥剤とともに入れて保管します。

 

4.一度着ただけの場合もチェックは必要?

一度着ただけでも振袖は全体的にチェックしましょう。普段着る洋服と違い面積が大きい衣類なので、自分が着た時の目線では気づかない場所に目立つ汚れがついている場合もあります。

 

まとめ

振袖のお手入れは難しいというイメージがありますが、汚れをチェックし、汚れがあればクリーニング。汚れがなければ風通しのよい場所で保管、というように非常にシンプルです。

 

 

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