振袖を訪問着にしても変じゃない?実際に振袖リメイクした事例

「振袖は独身の間しか着られないからもったいない」という言葉を時々聞きます。確かに、振袖は未婚女性の正装。結婚してしまえばもう着る機会はありません。ですが、袖丈を短く直すことによって既婚女性のおしゃれ着・訪問着にリメイクすれば、結婚してからもずっと着ることができるのです。

1.昔の人もリメイクしていた

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振袖は、母から娘に、娘から孫娘に受け継いでいくもの。そのようなイメージを持っている人もいるかもしれません。確かに、そうやって1枚の振袖をずっと受け継いでいく人も大勢います。しかし中には、1枚の振袖をリメイクしてずっと着続けている人もいます。 着物は洋服と違い、直線裁ちしたパーツを縫い合わせて作ります。そのため、解いて仕立て直すことも比較的簡単。昔の人たちはこの着物の長所を活かし、1枚の着物をリメイクしながら大切に着続けました。振袖も例外ではありません。

2.成人式で買った振袖を有効活用しよう

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成人式のために振袖を買っても、その後ほとんど着る機会がないという人は少なくありません。しかし、振袖は決して安いものではありません。せっかく購入したものですから、積極的に活用することをおすすめします。 振袖の活用方法としては、以下のようなシーンが考えられます。

・結婚式に招かれたときなどに着る 振袖は、結婚式などの華やかな場の装いとしては最適。結婚式などの式典に出席する際にはぜひ積極的に着るといいでしょう。

・卒業式に着る 卒業式の服装として人気の袴スタイル。本来袴には袖の短い小袖を合わせるのですが、せっかく華やかな振袖を持っているのだからと振袖と合わせて着る人が増えています。

・娘のために大切にとっておき、リメイクする 未婚時代に活用し、結婚後は娘ができたときのために大切に保管しておくという人も多くいます。娘が振袖を着るような年齢になってきたら、仕立て直し屋に依頼して着物のクリーニングや仕立直し、洗い張りなどを依頼してリメイクします。

・結婚時に訪問着にリメイクし、結婚後にして着る 訪問着は、既婚女性の着る着物としては格の高い着物です。結婚式などの式典の場ではもちろんのこと、ちょっとしたパーティーや改まった場所に着ていくのにも最適。子どもが生まれたら、入学式や卒業式などのセレモニーにも着ることができます。

3.振袖の袖を作り直す

振袖と訪問着の最大の違いは袖丈(袖の長さ)です。 成人式などで誂える振袖の袖の長さはだいたい3尺~3尺三寸(114~125cm前後)。一方訪問着は、だいたい1尺3~4寸(49~53cm前後)。身長の違いによって若干の違いは出てくると思いますが、ほぼこの間の数字に収まります。つまり、振袖を訪問着に作り直すには、袖を半分以下の長さにしなければいけません。 振袖の袖を作り直す場合には、まず、買った店に相談してください。店の中には直接リメイクを受けているところがあります。また、リメイクを受けていなくても、信頼できる仕立直し屋を紹介してもらえることがあります。

また、仕立て直す場合には、仕立直し屋とまずしっかり相談し、その説明を受けてください。振袖の柄によっては、袖丈を短くリメイクすると全体の柄のバランスがおかしくなってしまうものもあります。また、訪問着としては華やかすぎる柄のものもあります。 特に気をつけたいのは、絵羽模様といって、背中・肩・胸・袖などにかけてひとつづきになっている模様の振袖です。絵羽模様の振袖は袖を短くすると、着物全体の柄のバランスがおかしくなってしまうため、訪問着へのリメイクには向いていません。 手持ちの振袖をリメイクしても大丈夫か、訪問着に直したらどんな雰囲気のものになるかなどをしっかりイメージしてからリメイクの依頼をするといいでしょう。

4.リメイクでよみがえった!体験者の声

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振袖を訪問着にリメイクしようと考えるタイミングは、結婚するときとはかぎりません。結婚するときには、「将来娘が生まれたらその子に受け継がせよう」と考える方も多いからです。リメイクをしようと考えるタイミングとしてよくあげられるのが、娘に恵まれなかったとき。受け継がせたい相手がいないなら、リメイクして自分で着ようと考える人が多いようです。 「両親に買ってもらった記念の振袖を訪問着にリメイクしました。袖を短くし、色ももう少し落ち着いた色味に染め直してもらったので、これからもずっと着ることができます」 「息子しか生まれなかったので、振袖を訪問着にリメイクすることに。仕立て直し屋さんに相談したところ、将来女の子の孫が生まれるかもしれないからとまた振袖に戻せる袖無双仕立てを教えていただいたので、その方法でお願いしました。息子たちの成長の節目節目に着た訪問着を将来孫に渡せることができればいいなと思っています」 自分に合ったリメイクで振袖を訪問着にして、着物をいつまでも大切に着続けたいものですね。

まとめ

振袖は訪問着にリメイクすることで、いつまでも着ることができます。しかし、振袖のデザインによっては訪問着にリメイクしにくいことも。そのまま大切に保管して将来子どもや孫に受け継がせるか、それともリメイクして自分で着続けるか。振袖を購入した店や信頼できる仕立て直し屋などと相談して、納得いく振袖の活用法を見つけてください。

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