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振袖の値段の見分け方を知って、価値ある一着を選びましょう

「振袖フルセット3万円!」なんてWeb広告を見ると、過去に高級品として100万円ぐらいかけて振袖を購入した女性は信じられないかもしれません。

デパートで高級振袖を購入しても50~60万円くらいですが、オークションで探せば最低1円から入札できます。
どうして振袖の値段はこんなに違うのでしょうか?

答えは、「高い振袖と安い振袖は同じものではなく、全く別物だから値段が違う」です。

振袖画像をスマホで見ているだけでは分かりませんが、高い振袖と安い振袖では手間の掛けられ方が全く異なります。

今回の記事では、振袖の値段の違いと値段ごとの振袖の見分け方を解説します。

1.振袖の値段ってどうやってつけられているの?

①生地代金

(1)【ポリエステル】か【絹】か/【国産】か【国産以外】か

振袖の値段で、最もコストがかかる部分は生地代金です。安い振袖の場合、素材はポリエステル100%です。高い振袖では絹が使われています。しかも、純度の高い絹100%(正絹(しょうけん))です。

ややこしいですが、ポリエステル100%の生地でもシルク風に見えるということで、生地名がシルクとなっていることがあります。そのため、ポリエステルの振袖なのに、店員が「この振袖はシルクです」と言ってもウソにはなりません。ですから、振袖の素材について聞きたい時は「シルクですか?」ではなく「絹ですか?」と聞いた方が良いでしょう。

(2)振袖に必要な【生地】は【多い】から、生地の単価で値段がかなり変わる

普通の着物を作るのに必要な生地は一反(12m)です。振袖は着物よりも袖がもっと長いため、その1.3倍は生地が必要と考えると、12m×1.3=15.6mです。一着の振袖を作るのに、表地だけで15.6mも使う計算になります。

絹100%の生地の値段を市場調査したところ、45cm幅の商品で30cmあたり980円の生地がありました。もしこの生地で振袖を作ために15.6m使うとすると、生地代だけで50,960円もかかます。

ポリエステル100%の「シルク」の値段を市場調査したところ、中国産で幅112cmの生地は50cmで237円でした。生地幅が2倍もあるため、後者の生地を半分の7.8m使って振袖を作るとすると、生地代はわずか3,697円でした。

生地代だけでも、10倍以上違ってきます。

②生地加工代金

(1)お仕立て【あり】か/お仕立て【なし】か

着物に世界の通例で、お仕立てと言った生地の加工を行います。今は大量生産されたユニクロなどの服をみんな着ていますが、着物を着ていた時代は一人ひとりに合わせて採寸し、着る人が最も美しく見えるよう生地を裁断していました。腕が長い人、お腹が出ている人など、体の個性に合わせて仕立てていました。今より、着るもの時間をかけていてある意味贅沢ですよね。

お仕立てありの場合はお店で採寸してくれます。

 

高い振袖はお仕立て付き(オーダーメイド)です。あなたが振袖を購入・レンタルしたあとに、採寸し、お仕立てをしてくれます。しかし、安い振袖はお仕立てがなく、あらかじめ既成のサイズに合わせて仕立てられた振袖を着ることになります。

(2)【刺繍】・【絞り】・【手染め】などの加工があるか/ないか

高い振袖はデザインが凝っています。刺繍や絞りが入っていたり、金箔がついていたり。また、染める際も機械ではなく手染めで染められています。

手染めの型染めの場合、色ごとに分けて何度も上から重ねることができ、手作業ならではの風合いや個性が異なります。いかにも機械で染めた、というプリントらしい風合いではなく、味わい深い美しさが手染めにはあります。

③生地デザイン料

(1)【有名デザイナーやモデルの振袖】か/そうでないか

ブランド振袖のように、有名デザイナーがプロデュースした振袖はそうでない振袖に比べて値段は高くなります。芸能人やモデルがプロデュースした振袖がフルセット5万円、ということは絶対ありません。

 

(2)京友禅競技大会などの【受賞作品】か/そうでないか

京友禅とは着物の染め方の手法の一つです。京友禅では、白布に画材で鮮やかな絵をかき、鴨川の流れで布をさらして仕上げます。京友禅で染められた着物は工芸品として人々に親しまれ、毎年京都で開かれる京友禅競技大会では多くの振袖も出品されています。※上記の画像は、振袖の一蔵が第65回京友禅競技大会で「優秀賞」を受賞した振袖です。

他にも、振袖の一蔵が京友禅競技大会で受賞した作品は、以下の記事でご覧いただけます。

 

④仲介業者の手数料と流通コスト

 

振袖を作って販売もしている、という振袖店はありません。ユニクロのように自社で工場を持って自社でお店を構えているのではなく、振袖には以下のような流通形態があり、それが振袖の値段を高くしています。

製造元(染元、織元)⇒メーカー ⇒総合問屋(一次問屋)⇒地方問屋(二次問屋)⇒小売店や呉服店といった振袖販売店

しかも、振袖は「返品可能」な商品として扱われています。売れ残ったら返品されてしまうため、日に日に振袖を作る製造元も減ってしまいました。

しかし、一蔵の場合はそんな振袖業界の常識を破り、「製造元から現金で振袖を買い取る」という仕組みを取っています。

そのため、高品質な振袖をリーズナブルな価格でご提供できるのです。

⑤その他、振袖の値段に含まれるもの

振袖を着付けするための人件費・前撮りをするための人件費・振袖に使うための小物管理費用などが含まれています。自分や家族が振袖を着付けできれば、振袖の値段はもっと安くなるのですが、今は着物を着ない時代だから仕方ないですね。

他には、有名人を広告に使っている場合はその広告費が振袖にのってきます。一般人や読者モデル的な人を採用している振袖店の方が、振袖は全体的にみて安くなっているはずです。

2.よくある振袖の値段でシミュレーション!振袖の価値は?

普段着物を着ない私たちが、スマホで振袖の画像を見ただけで振袖のレベルを把握するのは困難です。ここでは、振袖の値段から見る振袖の価値についてお話していきます。

①~5万円までの振袖の価値

ネット通販などでよく見られる5万円以下で出ている振袖は、おそらく国産以外(中国産など)のポリエステル製または質があまりよくない古い絹製なのではないでしょうか。生地の染めはもちろん手染めではなくプリント(インクジェット)です。お仕立でもなく既成サイズでの提供です。

デザインは最新のものではなく、2~5年以内に販売されていた振袖のアウトレット(売れ残り)の可能性が高いです。この価格帯では、なかなか人に自慢できる品質の振袖には出会えないことでしょう。でも、振袖にあまりお金をかけたくない女子には頼れる存在です。

②5~10万円までの振袖の価値

振袖店によっては、この価格でも正絹100%の振袖を提供しているお店もあります。生地の染めはもちろん手染めではありません。お仕立てもありません。

振袖フェアなどに行けば、フルセットの振袖を99,000円ポッキリなどで販売していますが、そこで売られている振袖がこのランクです。気に入った振袖があれば、かなりオトク感のある振袖です。振袖の一蔵では、上記の画像のピンクやグリーンなどの振袖レンタルを小物や前撮り込みで88,000円(税抜)からご用意しております。(2019年7月現在)

振袖の一蔵|レンタル10万円以下の振袖

③10~15万円までの振袖の価値

正絹100%でお仕立てなしなら、この値段で大手の振袖店の新品の振袖を手に入れられます。例えば、こんな振袖。

振袖の一蔵で、小物と前撮り付きでレンタルが税抜148,000円です。振袖の一蔵は前撮りの後から成人式までずっと借りられるから、成人式以外にもお正月やパーティ、結婚式などに着ていく事もできちゃいます。

振袖の一蔵|レンタル11~20万円以下の振袖

 

④15~25万円前後の振袖の価値

10~15万円の振袖の時よりも、もっと選べるデザインが豊富になります。刺繍や絞りなど凝ったデザインの振袖も選べる余裕が出てきます。振袖カタログに出ている人気の振袖を着るのも夢ではありません。

振袖の一蔵|レンタル21~20万円の振袖

この価格帯の振袖の素材は正絹100%の国産でお仕立てなしの振袖ですが、もう少しお値段が高くなると、お仕立て付き(オーダーメイド)になります。

まとめ

振袖の値段の違いは生地やデザインの違いで大きく異なります。そこから逆算すれば、売られている振袖がどのレベル(国産/プリントetc)なのかを見分けることができます。

振袖の値段の見分け方を知って、価値ある一着を選びましょう!

もしも迷ったら、振袖の一蔵へ!

価値ある1枚をお客様のご予算で全力でご提供させていただきます!

 
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