振袖の草履選び。サイズは靴を選ぶとき異なることをご存じですか?

日常生活の中でいつも履いている「靴」と、着物を着た時に履く「草履」とでは、サイズの選び方が異なることをご存知でしょうか? 足を覆う靴と、足全体が外に出ている草履ではおのずと見た目が美しいとされるサイズが異なってきます。 この記事では、美しく足にあった草履の選び方についてご紹介します。

1、草履は、足がかかとから1cm出ているのが美しい

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洋服を着た時に履く「靴」と、着物を着た時に履く「草履」では、サイズの選び方が異なります。足をすっぽり覆う靴は、靴の爪先と足の間が1cm余裕があることが望ましく、逆に草履は草履のかかとから足が1cm出ていることが美しいとされています。足にぴったり合ったサイズの草履は、実際の足のサイズよりも若干小さく感じられるものになります。 靴を選ぶときと同じ感覚で選ぶと失敗します。着物姿に履く草履が脚のサイズよりも大きいのは、着物の着こなしとしてはとても「野暮」なスタイルになりますから、ご注意くださいね。

2、かかとの高さは5cm程度が標準

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草履の底の作りの違いは、芯材を何枚重ねてあるかという点にあります。 当然何枚か重ねた複雑なつくりのものが高価になり、フォーマル色が強くなります。 例えば昔からよく言われる「礼装用の草履は二の三以上」というのは、「通し」と呼ばれる芯材二枚の間に「半月」と呼ばれる小さ目の芯材を挟んだスタイルです。 改まった着物、例えば訪問着などの場合には裾を長めに仕上げるため、かかとが低いと裾が地面と擦れる恐れがありますから、草履のかかとは高めのものが望ましいのです。 もちろん振袖もこれ以上の高さの草履が望ましく、実際の高さでいえば5cm程度が目安になります。 近頃では「着物=フォーマル」というケースが一般的ですから、さらに「三枚芯」と呼ばれる通しが3枚重なる、かかとの高い草履が一番人気があります。もっとも人気のある草履のスタイルは、単色の三枚芯の草履に淡色の鼻緒を合わせるというものです。上品ではんなりして、かつ手持ちの着物に合わせやすく、かつフォーマルな場面でも使えるので一足は持っておきたい草履です。

3、花緒が痛くないものを選ぼう

足指の間の薄い皮膚に食い込む鼻緒の辛さは、なんとも耐えがたいものです。この痛さを避けるためにも、花緒と足指の間に指が一本入るぐらいの隙間がある状態で履くのがコツです。また、鼻緒はなるべく柔らかい素材で太目の鼻緒を選ぶことです。 草履専門のスタッフがいる大きな呉服店や草履専門店、もしくはデパートの草履専門コーナーなど、試着段階で鼻緒の調整をしてくれる売り場で購入することが望ましいでしょう。 また、鼻緒の材質選びも大切です。例えば指への当たりが柔らかい布花緒がおすすめです。

4、草履サイズは、S、M、L表示が多い!

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草履は足の大部分が外に出ている草履の構造上、靴と違い、細かくサイズが決まっていません。洋服のサイズの様に、S、M、Lサイズもしくはフリーサイズ展開になっています。 かかとが出るくらいのサイズで、鼻緒がきつくないものを選ぶ、この二点に気を付けて選ぶとよいでしょう。 決して足よりも大き目のサイズを選ぶことだけはないように気を付けておきましょう。

5、できるだけ試着をしよう

日ごろは着慣れている靴と異なり、草履は足全体を入れる履物ではありません。 また、足の指ので鼻緒を挟んで足と草履を固定する履物ですから、歩くときの力の入れ方も変わってきます。 鼻緒の締め方の強弱は調整できますから、まずは実際に履いて歩いてみることが大切です。そのうえで売り場の人と相談して決めるようにするとよいでしょう。

まとめ

このように靴と草履のサイズ選びのポイントは、真逆といっていいほど異なります。 爪先に1cm余裕を持たせることが望ましい靴と、草履からかかとが1cmはみ出ていることが美しいとされる草履、というような選び方ポイントは、ぜひ覚えておきたい知識です。 草履選びにも手ぬかりなく、自信をもって振袖を着こなしてくださいね。

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